C値0.5以下の高い気密性能と家全体の空気を快適にする換気システム
家の中の空気を新鮮にするための気密と換気
昔の住宅に比べて、現在の住宅は基本的に気密性が高くなっています。そうなると、生活による様々な澱んだ空気が家の中にこもってしまいますので、確実に外の空気と入れ替える必要があります。
それが 「換気」という仕組みが必須な理由です。この 「換気」は 「気密性能」と深く関係していて、両社とも高いレベルで機能することで初めて家の中の空気が新鮮に保たれるのです。
すき間が多く気密性が低い家は、それぞれのすき間で局地的に空気が逃げてしまうので、いくら優れた換気システムを使っていても、家全体を計画的に換気ができません。「中途半端な気密性」と「中途半端な換気システム」が、最もその家に暮らす家族を不健康にさせます。
家のすき間を減らし気密性能をできるだけ高くすること、そして換気システムをしっかり機能させることで、計画通りの換気が機能するというわけです。
エシカルハウスでは、全ての建物に対して専門のスタッフによる気密測定を行っています。
そこでは気密性能を示す「 C値」が0.5以下という高い基準を誇っています。これは、現場の施工管理も大きく関係してくる性能であり、当社の現場の品質管理のこだわりもそれを実現できる要因でもあります。
第1種換気システムを標準採用
また、換気システムについては、給気も排気も機械で行う
「第1種換気」という手法を採用しています。更に
「熱交換型」という外の「暑い」「寒い」空気をそのまま家の中に入れずに、室内温度と交換するという技術のシステムを採用することで、新潟の寒い冬や暑い夏も家の中が心地よい暮らしを実現しているのです。
エシカルハウスでは、換気システムとして「澄家(sumika)」も採用しており、お客様の家のコンセプトや間取りなどによって、積極的にご提案しています。
「澄家(sumika)」とは、熱交換型第1種換気システムの一つで、換気装置を床下に置き、吸気はダクトレスで床下を通して家中にきれいな空気を取り入れ、各部屋からの排気はダクトを通して家の外に排気していくというシステムです。
「澄家(sumika)」を採用するメリットとしては、熱交換型なので外の気温に左右されないということは当然として、排気がのみがダクトとなるので、吸排気ダクト式に比べると工事コストが下がるという点があります。加えて、各部屋から排気されることで家全体の空気の流れがしっかりと行われるので、冷暖房による家の気温を効率的に循環させることができるという点です。
エシカルハウスの推奨する
床下エアコンとも非常に相性がよく、それらを組み合わせることで更に効果的となります。