奥行の長い敷地でも家中に光を取り込む心地よい家
新潟市西区S様邸
Q値0.76 UA値0.27 C値0.1
仕様概要 | |
床面積 | 1F:20.42坪 2F:16.28坪 合計:36.70坪 |
外壁 | モイス下地、そとん壁 杉板目透かし張りウッドロングエコ塗布 |
内部壁 | 中霧島塗り壁、環境クロス貼り |
断熱材材 | 外壁…高性能グラスウール 105 + 付加断熱105 |
天井…セルロースファイバー t=300厚 | |
断熱気密 | Q値0.76、UA値0.27、C値0.1 エネルギー消費量:次世代基準の1/3以下 |
サッシ | 樹脂サッシ(ガス入りペアガラス又はガス入りトリプルガラス) |
間口が狭く南北に奥行きが長い、北側斜線などの条件の厳しい敷地に建つ建物です。この敷地条件においても、外からの視線を遮りながら、冬の日射の取得と開放的な生活空間を実現することをコンセプトに設計した建物です。
北側斜線に対応するために緩い片流れの屋根となり、リビングの南面にその屋根をせり出すことで、冬は家の奥まで太陽の光を取り込み、夏はその熱い太陽熱はシャットアウトするという、自然の力を生かしたパッシブな設計も特徴です。
外観は、玄関、ポーチ、トイレなどをせり出して、一部に杉板張り+そとん壁の外装がアクセントになっている落ち着いた佇まいです。
内装は杉無垢床に中霧島壁の自然素材のエシカルハウスらしいナチュラルテイストの仕上げとなっています。
大きな吹き抜けのあるリビングには、構造躯体の木材をそのまま見せているので、安心感とやさしい雰囲気に囲まれた癒される空間でもあります。
冬は床下エアコン、夏は2階のエアコンと、それぞれ1台のエアコンで家全体を快適に暮らせるエシカルハウスならではの、心地よい暮らしを実現した家です。
この作品事例は「エシカルハウスの家に暮らす」でも紹介しています