家族全員が心地よく暮らすパッシブデザインの二世帯住宅
新潟市江南区I様邸
Q値0.73 UA値0.27
仕様概要 | |
床面積 | 1F:36.57坪 2F:23.05坪 合計:59.62坪 |
外壁 | モイス下地 そとん壁 杉板よろい張りウッドロングエコ塗布 |
内部壁 | 中霧島塗り壁、環境クロス貼り |
断熱材材 | 外壁…高性能グラスウール 105 + 付加断熱105 |
天井…セルロースファイバー t300厚 | |
断熱気密 | Q値073、UA値0.27 エネルギー消費量:次世代基準の10.6% PV6K N-ZEH |
サッシ | 樹脂サッシ(ガス入りペアガラス又はガス入りトリプルガラス) |
三世代の家族が快適に暮らせるように建て替えとして建築された二世帯住宅です。
床面積59.62坪と大きな建物ですが、外観デザインは切妻屋根のシンメトリーの形に、板張りの下屋部分が繋がるフォルムで、全体のバランスがとれた落ち着いた佇まいとなっています。
玄関は一つですが、水回りは両世帯にそれぞれ1つずつ設置した「完全二世帯住宅」となります。一つの玄関から1Fの親世帯と2Fの子世帯に分かれるようなプランニングなっていて、それぞれが暮らし方を見据えて、動線や使いやすさを追求した間取りとなっています。
内装については、床は無垢床、内壁は中霧島壁というエシカルハウスらしい仕上がりです。構造材もリビングに現しにして、全体的にナチュラルで心地よいテイストです。また、無垢材を使ったオーダーメイドの造作家具も作り込んだ、ご家族のこだわりも叶えられた工夫がいたるところにあります。
二世帯住宅という特性上、上下階の空間のつながりは少ないので、1Fは床下エアコン、2Fは階間エアコンを設置して、冬も夏も家全体を快適になるような仕組みにしてあります。
大きな開口部からの太陽の自然の力を活かしたパッシブデザインと、UA値0.27というエシカルハウスの大きな強みである高い断熱性能をベースにして、二世帯家族全員が一年中快適に過ごすことのできる家となりました。