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冬型の内部結露、夏型の内部結露の発生メカニズム

結露って夏にも起こるのですか?

はい。建物の結露は冬に発生するものと思っている方が多いようなのですが、実は結露は夏も発生するのです。ただし、冬と夏では、それぞれ結露が発生するメカニズムが異なります。 冬は寒いので室内を暖房で暖かくしますよね。そうすると、暖められた空気は外へ逃げて行こうとします。でも、夏は冷房を使用している。外は高温多湿で、室内は冷えているので、水蒸気は外から室内に向かって流れていきます。

あ、もしかして……夏は冬とは逆に、外から内へ水蒸気が流れていくようになるのですか?

そう、大正解! 冬は、暖房で暖められた空気が外に向かって流れていきます。でも、夏は外の空気が室内側に向かって流れるんです。水蒸気の流れが逆になって、結露する場所が冬とは逆になるので夏の結露のことを「逆転結露」と呼んだりもします。

逆転結露、ですね。

はい。「水蒸気が冷えた部分に当たると結露水が発生する」と表面結露の説明をさせていただいた時にお話ししましたが、これは内部結露も同じです。壁の中に水蒸気が入り込むと、冷えた部分に結露が発生する。ただし、冬と夏とでは壁内でも冷えている部分が異なります。

冷えている部分…。冬は外壁側で、夏は室内側ということでしょうか?

その通りです。薪を割るような感じで、住宅の壁をスパッと縦に割った様子を思い描いてみてください。壁の中は断熱材だけではなく、先ほどお話しした防水気密シートや透湿シートなど、様々な部材が入っているのですが、わかりやすくお話しさせていただくため、ここでは細かな部材は抜きにしてお伝えします。壁は、外側から外壁、断熱材、内装材(壁紙や土壁など)という作りになっているとイメージしてみてください。

サンドイッチみたいだね。外壁と部屋の壁がパンで断熱材などが具材。

ははは、そうですね。分かりやすい例えですね。 外側からは見えませんが、壁の中にはいろいろな部材が入っていて、縦方向に幾層かに別れていますからね。さぁ、その壁の中ですが、冬は外壁側の温度が低く、夏は室内側の壁の温度が低いというのはわかりますね?

はい、大丈夫です。

壁の中に入り込んだ水蒸気は壁の中の冷えたところにぶつかって結露します。 とすると……冬と夏では結露水が発生する場所が違うのが分かると思います。

あっ、冬は外壁側、夏は室内側の壁で結露するってことですか?

その通り! 水蒸気の流れだけではなく、結露が発生する場所も逆になるので、逆転結露なんですよ。

冬の結露しか考えていなかったら、夏に結露が発生すると聞いてびっくりしました。

そうですね。冬は表面結露が起りやすく、表面結露は目に見えるものですから、結露=冬というイメージがあるのだと思います。ただ、夏の暑さと暑さ対策の冷房ということを考えると、状況的には冬と同じなんですよ。また、夏は日射しが強いですからね。太陽の熱が外壁を支えている胴縁、柱などに伝わり、そこから水蒸気が発生します。この水蒸気が壁の中に入っていく。これを、「蒸し返し現象」といいます。

見えないだけで、夏も結露が発生しているんですね。新潟の夏はとっても蒸し暑いから、実は家のあちこちで内部結露が発生していて家を腐らせている……とか?

そうですね、新潟は冬の寒さも厳しいですが、夏の蒸し暑さもなかなかこたえますからね。 ただ、すべての結露が家を腐らせるのではなく、許容量を超えた結露が悪さをするという感じでしょうか。さきほどの、「蒸し返し現象」で発生した結露水も、夕方になって気温が下がると、木材は調湿機能がありますから、ある程度は木材に吸収されるので許容量を超えなければ心配いりません。

壁の中に結露水が溜まらなければ良いということでしょうか?

はい、壁の中での結露を防ぐためには、室内で発生した湿気を壁の中に入れないことも大切ですが、壁の中に入った湿気を長くためないことも重要なんです。乾燥している冬は室内から壁体内へ湿気が侵入するのを防止して、蒸し暑い夏は壁体内の湿気を屋外へ逃がすようにする。湿度がよほど過剰な場合には室内側へあえて逃がすこともあります。つまり、湿気の浸入を防ぐ「防湿」と湿気を通す「透湿」を行って、壁体内の湿気をコントロールしていくんです。

防湿と透湿…ですか。ちょっと難しい感じがします。

そうですね。詳しく説明するとなると、断熱や気密の施工方法に関係したお話になってきますから順を追ってゆっくりとお話しさせて頂くことにいたしましょう。ここでは、内部結露には冬型と夏型があり、冬は防湿をして結露を防ぎ、夏は水蒸気を排出しながら調湿をして結露を防ぐと覚えておいてください。

はい、わかりました。

さっき、「木材の調湿機能」という話が出たので、僕からも1つ質問していいですか?

あ……。夢中になって話を聞いていたから、理くんのこと忘れてた。

そうだと思った。なので、存在感を示すためにも、もっちゃん質問いいですか!

はい、どうぞ、どうぞ(笑)

湿気を調整するのは換気だけではなく、家の素材でもできるってもっちゃんのセミナーで聞いたんですが、具体的にはどんなものがあるんですか?

いい質問ですね。そう、本物の自然素材は、家の大敵である「湿気」もある程度は調節してくれるとセミナーでは、お話ししました。具体的には無垢の木や和紙、シラス(細粒の軽石や火山灰)や漆喰の塗り壁などがあげられます。床に無垢板材を使用すると、梅雨時に床のべたつき感がありません。塗り壁は臭いを吸着し、調湿効果も期待できます。

ふむふむ。

シラス塗り壁って……もっちゃんの事務所が建てた建物の外壁にも使われているものですか?

はい。私どもでは、シラス壁材を使った外壁「そとん壁」だけでなく、室内にはシラスの「中霧島壁」を使用することが多いです。調湿効果や匂いの吸着効果がある100%自然素材で廃棄するときも土に還ります。

それなら、自然素材をつかえば内部結露が防げそうですね。

たしかに自然素材はかなり調湿してくれますが、あくまで補助的なもので、一時的に湿度を調整するくらいだから根本的には換気を計画的に行うことと、さきほどもお話しましたが気密施工により室内の水蒸気を壁に入れないことが内部結露の防止策としては第一です。

自然素材って、言葉の響きだけでも良い感じがしますよね。
身体にも害がなさそうですし…

そうですね。基本的には自然素材は身体に悪いものは少ないです。ただ、無垢の木でもヒノキやヒバは若干のアレルゲンとなる物質(有機化合物)が出ます。ですから、「天然の素材だから安全」というのではなく、もしアレルギーがあるようでしたら、しっかりとアレルゲンのチェックをして、適切な素材を選択することが大切ですよ。

そうなんですかぁ、知らなかったです。

やはり木の香りのするお家はいいですよね。私どもでは無垢の木をふんだんに使って住宅を建てさせて頂いていますが、あるお客様は、引っ越す前は買い物等、外出が趣味だったけれど、今は家にいるのが一番落ち着くとおっしゃっています(笑)。遊びに来られたお友達も、とても居心地が良い家だと言って長居するのだとか。

木の香りに包まれると、心が落ち着くし、気持ちよく健康に暮らせるんですね。

そうですねぇ。科学的な根拠はありませんが、風邪をひく回数が激減したというお客様も多いんですよ。ダニやカビが減ったことで鼻炎などが少なくなったということもあるでしょうし、心が落ち着きストレスが減ったことにより免疫力が向上したのかもしれませんね。

へー。落ち着いた気分になるだけでなく、実際に健康になられた方がおられるなんて不思議ですね。

はい。本物の素材は美しく、触れ心地も良く、健康にもいい。もちろん、長く使えますし、年月とともに味わい深くなり修理や再利用もできます。処分するときも、環境負荷が小さいですしね。

あの……長く使えるということで思い出しました。話が戻ってしまうんですが、もう1つ質問よろしいでしょうか?

はい、もちろんです。どうぞ。

私、気になっていたのが、「長期優良住宅の基準を満たしていれば大丈夫というわけではない」というお話。一般的な長期優良住宅の断熱性能で家全体を冷暖房すると光熱費が2倍程かかってしまうってのはわかったのですが、どうやって断熱の性能などを判断すればいいのか、基準がわからないんです。

では、「次世代省エネルギー基準」について僕から説明しましょうか。

次世代省エネルギー基準???

 

つづきのお話は下のリンクから お読みいただけます。



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