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国産材と日本の林業

一般の方 向けにNPOで住宅の勉強会の講師をしたときのこと。

地盤、基礎、構造について話をさせてもらいましたが、

 受講者の中に、御自分で山を持っていらっしゃる方がいて、終了後に少し歓談。

そのお話の中で

「山と消費者との繋がりが全くない。何か直接つながる事は出来ないものか・・・」

とのお話がでました。

全くその通りで、キチンとした川上から川下までの流れが出来ていないため、結局、山の木を切っても、お金にならないという事が起きるのです。

現在の国産材木お自給率は20%程度に低迷しているのも、その理由の一つだと思います。

山には木は文字通り山ほどあります。

しかし、有効に直接、町まで下ろすシステムが無いのです。

食品には産直がもてはやされていますが、山もそのようなシステムを構築出来れば有効に活用できるのです。

町からは山の顔が全く見えないのが現状です。

 

山ではまったくお金にならないのに何故か、国産材は町に下りてくると高額になる。

少しでも安く建てたいのが人情ですから輸入材で家をつくる・・・結局は悪循環が生まれてしまう。

 

林業には多額の補助金が出ているけれど、それは林道整備や刈り捨て間伐に使われ、本当の意味での環境整備には使われなかった。

いつもの話で、お金は林業そのものには使われなかったという事。

新潟も、林道という林道はほとんど舗装され、生活道路と何ら変わらない林道が沢山あります。

 

(オフロードバイクに乗っていた頃は、未舗装の林道が沢山あって、とても楽しいツーリングが出来たものでした。)

 

需要は沢山あるはずなのに、実際、山は大赤字・・・

何とかしなければならないと改めて考えさせられました。